ノックアウトオプションをお取引いただくにあたり、オプションを購入するための「オプション料(必要証拠金)」が必要です。
購入時に設定した「ノックアウト価格」に達してしまった場合は、このオプション料の全額が損失となります。
最大損失額が投資金額と同じであり、あらかじめ明確に損失額がわかることがこの商品の最大のメリットです。
※ノックアウトプレミアムに変動がない場合
※損益について、対円以外の通貨ペアを円換算する場合の換算レートの変動は考慮していません
「オプション料(必要証拠金)」は、上図のとおりオプションの本質的価値(購入時原資産レートと権利行使価格(=ノックアウト価格)の差)に、ノックアウトプレミアム(当社が原資産価格のボラティリティやオプションの残存期間等から定める値)を加えたオプションの価格です。
ノックアウトオプション取引は、レバレッジ効果がある商品のため投資金額に比べて大きな取引となり、相場が予測と反対の不利な方向に変動すると投資金額の全額を失うリスクがあります。
その一方で、ノックアウト価格と取引ロット数の設定によっては少額の資金で大きな取引を行なうこともできる商品であり、この資金効率の良さもノックアウトプションの大きなメリットです。
同じ原資産商品【USD/JPY】のFX取引と比較した場合、設定するノックアウトレベルによっては少ない必要資金でポジションを持つことができます。
ノックアウト価格が現在レートに近いほど、支払うオプション料(必要証拠金)が少なくなりますが、同時に、ノックアウト価格に達するリスクが高くなります。逆に、ノックアウト価格が現在レートから遠いほど、オプション料(必要証拠金)が多くなりますが、ノックアウト価格に達するリスクが低くなります。
※ノックアウトプレミアム0.03円の場合
※FX取引のレバレッジは25倍です。ノックアウトオプションでは、複数あるノックアウト価格の中から選択いただくことで、必要証拠金(投資金額)を調整できます。
上表のとおりノックアウトオプションは、最大損失をオプション料(必要証拠金)に限定しながら、少額からでも大きな利益を狙うチャンスがある商品と言えます。
ノックアウトオプションのオプション料(必要証拠金)は、購入時の現在レートとノックアウト価格の差に「ノックアウトプレミアム」が加算された「オプション単価」に、 取引数量を掛けると求められます。(原資産価格が対円以外(EUR/USDなど)の場合は下記例のように円換算レートを掛けて算出します)
ブル(上昇):オプション料(必要証拠金)=(買値(ASKレート)-ノックアウト価格+ノックアウトプレミアム)×取引数量
ベア(下落):オプション料(必要証拠金)=(ノックアウト価格-売値(BIDレート)+ノックアウトプレミアム)×取引数量
■EUR/USD
ブル(上昇):オプション料(必要証拠金)=(買値(ASKレート)-ノックアウト価格+ノックアウトプレミアム)×取引数量×円換算レート
ベア(下落):オプション料(必要証拠金)=(ノックアウト価格-売値(BIDレート)+ノックアウトプレミアム)×取引数量×円換算レート
必要証拠金は、ノックアウトオプション取引システムの新規注文画面「必要な金額目安」よりご確認いただけますので、投資金額の目安としてご利用ください。